新たに生まれ変わる、『古屋敷』。

有田集落では各世帯に屋号を持っています。 うちがお借りしているこの家は「古屋敷」と言われていたそうです。 由来についてもはや知る人はいませんが、おそらく集落の中でもかなり古くあったのかもしれません。 そのように昔から土地に根ざした家を活用させていただくにあたり、この屋号を活かすべきだと考えました。

またこの家は社会実験として世間の家に対する考え方に新たな提案を投げることを目的の一つとしています。革新的とまではいきませんが、世間一般とは多少変わったアプローチで改修を行いました。

新しくなった家・新たな価値の創出・新たな提案の場という意図を含め、『新たな、古やしき』となりました。